「ヤクルト－中日」（１３日、神宮球場）

　「松山Ｄａｙ」として開催された中日戦の始球式に、愛媛県松山市出身のアーティスト、ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳの白濱亜嵐（３１）が登場。大暴投に頭を抱えた。

　夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場する坊っちゃんの衣装を着用して登場すると、大きく振りかぶった。力強い投球も見せるも、大きく外れる一球に「２０点くらい。ちょっと制球に乱れがあって、練習不足です」と笑った。

　愛媛県松山市はヤクルトが秋季キャンプを行う場所でもあり、小さいときから野球を身近に感じてきたという。小学校の時にボーイズリーグに所属していたといい、「ちょうどその時にオールスターで坊っちゃんスタジアムへ見に行った」と思い出も多い。「シーズンオフにヤクルトの選手が来てるっていうのが地元ですごく噂になってたんで、どこにいるんだろうなとか、街中へ出た時にヤクルトの選手とすれ違わないかなとか思っていました」と当時を懐かしんだ。

　ヤクルトでは長岡、内山らとダイレクトメッセージでやりとりするなど親交もある。「本当にここから追い上げてほしい」とエールを送り、「今日は絶対に負け越してほしくないなっていう強い気持ちを思いながら、僕が大暴投しました」と話した。