花巻東 1年生4番の古城が涙「僕のせいで」「本当に申し訳ない気持ちです」甲子園デビューで2安打も 父は巨人コーチ

 4回、森下の投前バントで三走・古城がホームを突くがタッチアウト。捕手杉本
 1回、左前打を放つ花巻東・古城大翔(撮影・山口登)
 観戦する佐々木麟太郎(撮影・山口登)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、滋賀学園5-0花巻東」(13日、甲子園球場)

 1年生ながら4番を託された古城大翔内野手は試合後、涙が止まらなかった。

 涙を拭いながら「僕のせいで…」と声を振り絞った古城。「本当に申し訳ない気持ちです」と語った。

 背番号「17」を背負い、甲子園デビューの第1打席で左前打。第2打席では逆方向へヒットを放った。岩手大会決勝では4番を任された。計5試合で打率・438をマークし甲子園に乗り込んできた実力をいかんなく発揮した。

 だが六回無死一塁の第3打席では三ゴロ併殺打。九回の第4打席ではアウトローの変化球に手が出ず見逃し三振に倒れた。

 チームを勝利へ導くことができず「この経験を何としても生かしていきたい」と前を向いた古城。菊池雄星、大谷翔平ら偉大な先輩たちの背中を追っていく。

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