ヤクルト・長岡が4安打でリーグトップへ 直前には乱闘騒ぎも「絶対負けたくない」と守護神から4安打目

 ヤクルト・長岡
 9回に登板し、31セーブ目を挙げたマルティネス
2枚

 「ヤクルト4-5中日」(13日、神宮球場)

 ヤクルトの長岡秀樹内野手が止まらない。1試合4安打と猛打止まらず、中日・細川を抜いてリーグトップの安打数になった。

 防御率0点台の高橋宏斗から2安打、1点台の松山&マルティネスから1安打ずつ放ち、1試合で4安打と快音を量産。いずれも難しい投手陣からの一打で、「うまくタイミングを合わせられている」とうなづいた。

 また九回は打席の前に、岩田への死球を巡って両軍がベンチを飛び出す乱闘騒ぎになった。長岡も「ああいうことがあって、絶対負けたくないなという気持ちになりましたし、何が何でも塁に出てやろうと、その気持ちだけでした」と4安打目につなげた心境を明かした。

 これで試合前まででリーグトップだった中日・細川を抜いて、118安打でリーグトップに。試合後には「特に意識はしていないですけど、本当に143試合、1試合1試合、1打席1打席、集中してやった結果とれればいいかなくらいの気持ちなので、あまり意識せず頑張りたいです」と足元を見つめた。

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