リベンジの2者連続スクイズ成功に日本ハム・新庄監督満面の笑み「男なら借りを返さないと」昨年ロッテ戦で2連続失敗から「毎試合サインを変えて」
「日本ハム4-1ロッテ」(14日、エスコンフィールド)
日本ハムが勝利して2位に再浮上した。今季のロッテ戦を13勝6敗1分とし、残り5試合を残して勝ち越しを決めた。新庄政権ではリーグ戦は2年連続全球団に負け越しており、3年目で初の勝ち越しとなった。二回には2者連続スクイズに成功。昨年6月24日のロッテ戦(ZOZO)での2連続スクイズ失敗の借り返して見せた。
試合後、新庄監督は満面の笑みで登場。「去年、ロッテさんにはサインを見破られていたので、毎試合のようにサインを変えるようにして、いつか借りを返したと思っていた。きょう、男なら借りは返さないといけないので。よく決めてくれましたね。緊張していたっていうけど、まだ慣れんのかいって。2年間やってたやろうと。大事な試合だからいい。あれを決めたからこそレベルアップする」と、昨年のリベンジのため、周到な準備をしていたことを告白。ロッテ戦だったことに「意識しますよ、もちろん。でも、また外されるんじゃないかというのは頭になく、選手を信じて」と、明かした。
また、ロッテの吉井監督が2回とも初球だったことに驚いていたことを告げられると「どこのチームもうちの野球は警戒してると思う。それに立ち向かって、勇気持ってサインを出して、成功してもらうという」と、うなずき、母校の西日本短大付が甲子園でスクイズしていたことにも触れ「きょう西短もスクイズしませんでした?それをマネをさせてもらいました」と、笑った。