オリックス 自力CSの可能性が消滅 打線は7戦連続適時打なし 中嶋監督「(打開は)難しいですね」

 「オリックス1-6楽天」(14日、京セラドーム大阪)

 ペナントレース104試合目で、5位のオリックスは自力CS進出の可能性が消滅した。

 京セラドームでは、5勝0敗と無双していたエスピノーザが6回2/3を6失点と大誤算。打線は1点を追う初回に1死満塁から紅林の中犠飛で同点としたが、二回以降は淡々と進み、スコアボードに「0」が並んだ。

 今季は先発投手に勝利がつかない試合が多く、打線の歯車がかみ合わない試合が目立つ。現在、7試合連続タイムリーなし。中嶋聡監督も「犠飛が悪いわけじゃないんですけど、タイムリーが必要になってくるのかなと思います」と言及した。

 来田や12日に昇格したばかりの池田らバットが振れている選手もいる。ただ、打線で束になっての攻撃を展開できていない。「(打開は)難しいですね」と、指揮官も頭を悩ませる点だ。

 残り39試合。完全にAクラス入りの道が閉ざされたわけではない。3連覇チームとして、意地を見せたいところ。ナイン一丸となって、チーム浮上を目指していく。

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