楽天・小深田 勝ち越し2点打 直近5試合で1番起用、状態上向き「自分が機能すればもっと点が入ると思う」
「オリックス1-6楽天」(14日、京セラドーム大阪)
楽天の攻撃キーマンが結果を残した。小深田大翔内野手が同点の五回、2死一、三塁の好機で左中間を破る2点適時三塁打を放ち、チームを連勝に導いた。「ランナーをかえすことだけでした。状態はいいのかな」と振り返った。
今季は開幕から状態が上がらず、球宴明けにはしびれを切らした今江監督が直々で打撃指導。小深田自身も試合後に居残りで練習を行うなど、試行錯誤を続けてきた。期待値も高く、ここ5試合は1番で起用され、徐々に状態は上向いてきた。「自分が機能すればもっと点が入ると思う」と自覚も持っている。
兵庫県出身の小深田の活躍もあり、チームは6月の阪神戦(甲子園)から関西で8連勝となった。リードオフマンは「自分のできることを毎試合して、チームの力になれるようにやっていきたい」と表情を引き締めた。