西日本短大付 13点大勝 2年・安田「手応えは十分」2点三塁打、三回一挙8点 2度目頂点へまた前進
「全国高校野球選手権・2回戦、西日本短大付13-0菰野」(14日、甲子園球場)
西日本短大付(福岡)は三回に8点を奪った。流れを引き寄せたのは7番の安田悠月外野手(2年)。2点を奪い、なお2死一、二塁から2点三塁打を放った。「後ろにつなぐ意識だった。手応えは十分」と声を弾ませた。
福岡大会は12打数6安打で4打点。その6安打が4本の二塁打と2本の三塁打だった。「長打を狙っているわけではない。自分のスイングをした結果」。そのスイングが「甲子園でもできた」と胸を張った。
相手の菰野は2年生が主体。西日本短大付も先発メンバー5人に2年生が名を連ねる。安田は「同じ学年なんだから負けられないぞと話していた。きょうは気持ちで打った」と楽しそうだった。
西日本短大付が夏2勝を挙げるのは、初優勝した1992年以来だ。2度目の頂点へ一歩前進。西村慎太郎監督は「一戦一戦、必死にやるだけ」と気持ちを引き締めた。