J1札幌アンバサダーの小野伸二氏がキックで“始球式”「四十肩なので…」アンバサダー務めるJ1札幌は最下位「奇跡を起こしてくれたら」

 ファーストピッチセレモニーでボールを蹴る小野伸二さん(上)=撮影・中島達哉
 ファーストピッチセレモニーでリフティングをしながら登場した小野伸二さん(撮影・中島達哉)
 ファーストピッチセレモニーでリフティングをしながら登場した小野伸二さん(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム-ロッテ」(15日、エスコンフィールド)

 サッカー元日本代表MFでJ1札幌を昨季限りで引退し、現在は札幌のアンバサダーを務める小野伸二氏が来場。ファーストピッチセレモニーならぬ、“ファーストキックセレモニー”を行った。

 小野氏は背番号「44」が入った日本ハムのホームのユニホーム姿で、サッカーボールをリフティングしながら登場。マウンド手前にサッカーボールを置くと、ホームベース手前の宮西へ、柔らかいタッチでパスを送った。日本ハムでの始球式は2度目。「前回は投げたんですけど40肩なので。年齢には叶いませんね」と笑った。

 ファンに向けて「昨年12月3日に現役を終えて、アンバサダーとして、北海道はもちろん日本のスポーツを盛り上げられるように頑張りますのでよろしくお願いします」と挨拶。子どもたちへ「いろんなことにチャレンジしていただいて、これだったら夢をつかめるというものを見つけてほしいですし、楽しんでほしい」とメッセージを送った。

 始球式を終えて、エスコンフィールドの印象を「スタジアムは素晴らしいですしいろんなものが充実していてサッカーもこうなりたいと思いましたね」と振り返った。

 札幌は現在J1で最下位。「一戦も落とせない戦いがあるわけですけど、選手たちが頑張ってくれると思いますし、僕らはしっかりとサポートして、選手たちが気持ち良くピッチに出ていいパフォーマンスが出せるような環境を作ってあげることしかできないので、選手たちを信じて、サポーターとみんなで奇跡を起こしてくれたらいいなと思います」とJ1残留を願った。

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