日本ハム・レイエス 生涯日本を熱望「メジャーに戻る気持ちはなく、日本でやれるだけやりたい」12発中エスコンで11発「一番の要因はファンの声援」
「日本ハム6-1ロッテ」(15日、エスコンフィールド)
日本ハムが2位攻防戦に勝ち越し。3カード連続勝ち越しで貯金を新庄政権最多の「12」に積み上げた。三回に水野の右越え4号2ラン、マルティネスの適時打、レイエスの右越え12号3ランで一挙6点を先制。先発・加藤貴が8回1失点に抑えて快勝した。
レイエスは直近出場5試合で4本塁打と絶好調。「やっと日本の野球に慣れてきたという感覚もありますし、毎日コーチ陣と楽しくポジティブな気持ちで野球ができているのでそれが大きいなと思いました」と話した。
12本中11本がエスコンフィールドでの本塁打。「ここは自分のホーム。気持ちが入っているっていうのはあります。まず一番の要因はファンの方の声援だと思いますし、それが自分の力になっていると思いますし、構造上ホームランが出やすいっていうのは認めざるを得ないですね」と笑顔を見せた。
新庄監督は「左ピッチャーの外から入ってくるボールを逆方向に打ってくれるし、インコースの真っ直ぐはレフトに引っ張ってくれる」と絶賛。「彼、すごいんです。うちの選手の名前すぐ覚えたし、きょうも佐々木君が降りたら『お、サカモト』って。セリーグの選手の名前も知ってますからね。そのへんってものすごい大事なこと」と評価した。
レイエスは「私はメジャーリーグに戻るっていう気持ちはまったくなくて、日本でやれるだけ本当にやりたいっていう強い気持ちがあるので、そういう強い気持ちが日本の野球を勉強するとかそういう行動に繋がっていると思います」と明かす。野球人生を日本で全うする。そんな熱い思いで、日々試合に出場している。