東海大相模が9年ぶり8強入り 12安打8得点で広陵を圧倒 原監督「大きな自信に」相手エース高尾も攻略

 「全国高校野球選手権・3回戦、東海大相模8-1広陵」(16日、甲子園球場)

 9年ぶりの頂点を狙う東海大相模が広陵を12安打8得点で圧倒し、優勝した2015年以来となる8強入りを決めた。春夏通算49勝目で、節目の50勝にあと1勝に迫った。

 0-1で迎えた三回、1死満塁で3番中村が2点適時打を放ち逆転。五回には1死三塁の好機を作ると、代わったばかりの広陵のエース高尾から、1番才田が適時打。さらに3番中村が2点適時打を放ち、3点を追加。続く六回には1死二塁から3連続適時打で畳みかけた。

 投げては先発のエース藤田が6回2安打1失点の好投。2番手高橋が3回無失点で締めた。

 優勝候補対決を制した原俊介監督は「広島県の代表、常連校である広陵さんに勝てたこと、大きな自信にしていきたい」と、振り返った。広陵の好投手をそれぞれプラン通りに攻略。「先発の山口君はスピードがあって、ボールのキレもある。コントロール乱れたところを2点とれたこと大きかった。高尾君から点をとるのは難しいと想定していたが、打線が繋がってとることができた。追い込むと素晴らしいコントロールで攻略は難しい。序盤の甘いボールをとらえようという指示したが、それが功を奏した」と、うなずいた。

 9年ぶりの頂点も見えてきた中で、次は準々決勝。「次もしっかり焦らず気負わずやっていきたい」と、語った。

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