新庄監督が夏の甲子園に登場!スタンド騒然 警備員が「席にお戻りください」のアナウンス 大会本部「危険な状況となりましたので」貴賓室へ移動に
「全国高校野球選手権・3回戦、京都国際4-0西日本短大付」(17日、甲子園球場)
日本ハムの新庄剛志監督(52)が母校・西日本短大付の応援のため甲子園を訪れた。
この日は14時から京セラドームでオリックス戦が行われるが、試合前のわずかな時間を使って来場。白のTシャツにジーンズ、赤いチェックのシャツを腰に巻いた姿で現れた。
バックネット裏最上段の席に着くと、周囲のファンが反応。スマートフォンのカメラを一斉に向けると、手を挙げてポーズをとった。警備員が「席にお戻りください」と注意するシーンもあった。
その後、大会本部は「当初、記者席後方で観戦する予定でしたが、多数のお客様が近くの通路に押し寄せて危険な状況となりましたので、新庄監督には最上段のロイヤルスイートルームに移動して頂きました」と発表した。
新庄監督はかねてから母校の観戦を熱望。前夜のオリックス戦後は「行きます、行きます。必勝(鉢巻)、付けてね」とジョークを交えながら予告。「(選手に)グラウンドから見てもらえたら、僕のオーラが光ってるから。すぐ分かる」と笑顔を見せていた。
新庄監督は七回裏、西日本短大付の攻撃終了まで観戦。甲子園を離れデーゲームが行われる京セラドームへ向かったが、「まだわからん、まだわからん」と右手の人さし指と中指でVサインを作っていた。
4点を追う九回は1死一、二塁の好機を作るも、最後までホームは遠かった。それでもあきらめないで食らいつく姿に、スタンドからは大歓声が送られていた。