新庄監督「まだわからん、まだわからん」逆転信じVサイン作って京セラドームへ 七回裏終了時に甲子園離れる
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「全国高校野球選手権・3回戦、京都国際4-0西日本短大付」(17日、甲子園球場)
日本ハムの新庄剛志監督は七回裏攻撃終了と同時にデーゲームが行われる京セラドームへと向かった。去り際には「まだわからん、まだわからん」と言い残し、母校の逆転を信じ右手でVサインを作った。
午前10時15分に球場入りした指揮官。当初は記者席後方で観戦する予定だったが、写真を撮影しようとするファンが殺到したためスタンド上部のロイヤルスイートへ移動。選手たちの動きを目で追った。
好プレーには拍手を送り、強烈なフルスイングには思わず笑みを浮かべていた新庄監督。後輩達が躍動する姿を目に焼き付けて、戦いの舞台へ向かった。
母校は九回に1死一、二塁の好機を作るも、ホームは遠かった。それでも最後まであきらめない姿に、スタンドからは惜しみない拍手が降り注いでいた。