ソフトバンク・小久保監督 ミス連発で勝ち越し点許すも「まあ仕方ないですね」とサバサバ

 8回、高部のゴロを失策する牧原大
 8回、ロッテのポランコに勝ち越し打を許した藤井
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 「ソフトバンク2-5ロッテ」(17日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクは同点の八回に守備の乱れから満塁のピンチを招き、ロッテの6番・ポランコに3点二塁打を許して、そのまま敗れた。

 この回、先頭打者の二ゴロを牧原大がファンブル。1死一、二塁からは3番手・藤井が4番・ソトへ投じた初球の外角スライダーがワンバウンドした。この場面で二走はすかさず三塁に進んだが、一塁走者だった藤原はスタートが遅れた。ただ、塁間に挟んでアウトを狙うも内野陣の連係が上手くいかずに一瞬がら空きだった二塁への進塁を許してしまった。

 その後、ソトを申告敬遠して1死満塁。続く愛斗は遊飛に仕留めたものの、ポランコに痛打された。

 試合後、小久保監督は守備の乱れについて問われると、「まあ、その通りですね。なかなか。あと1人まではいきましたけどね」とさばさばした表情で振り返った。挟殺プレーの場面は「まあ仕方ないですね。どっちにしても1点取られたらアレなので」と選手たちを責めなかった。

 打線はロッテ先発の来日初登板のカイケルから初回に2点を先制するも、その後は5回で交代するまでにヒットを打つこともできなかった。

小久保監督も「初回はうまく対応した。でもさすが2回から修正して。目付けを高くという指示だったんですけど、高めにはこなかったですね。しっかりきっちり低めに丁寧に投げて。サイ・ヤング賞を獲った時とは違うでしょうけど、今の低めに集めるスタイルは感じましたね、途中から」と降参した。

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