魂の熱投続く大社・馬庭 自ら劇打で決着に「色々な奇跡が重なった。野球最高って」3試合で401球も「次も投げたい」

 「全国高校野球選手権・3回戦、大社3-2早実」(17日、甲子園球場)

 大社は延長タイブレークで劇的なサヨナラ勝ちを決め、甲子園初の1大会3勝を達成し、93年ぶりとなる8強入りを決めた。19日の準々決勝では神村学園と対戦する。

 エース左腕の馬庭は11回149球7安打2失点の熱投。十回を無失点で切り抜けた際に、馬庭はベンチに帰りながら号泣。十一回を抑えた際には雄たけびをあげながら甲子園の土を叩いて、感情を出しながらの魂の投球だった。また、タイブレーク延長十一回、無死満塁で打席に入り、自身のサヨナラ中前打で勝負を決めた。試合後は「延長11回の前は足が震えた。色々な奇跡が重なってよかった。野球って最高だなって思いました」と笑顔。3試合で30回401球を投じているが「疲労はまったくない。次も投げたい。自分は幸せだなと思う」と、語った。

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