甲子園電撃登場の清宮幸太郎 母校・早実敗れるも感謝「すごいうれしかった」内野手5人シフトに「むちゃくちゃ勝利への執念感じました」

 7回、早実が勝ち越し喜ぶ清宮(撮影・石井剣太郎)
 早実-大社戦を観戦する清宮(手前)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、大社3-2早実」(17日、甲子園球場)

 早稲田実業のOBで日本ハムの清宮幸太郎内野手が、京セラドームでの試合後に甲子園を電撃訪問。母校の勇姿を見つめた。

 早稲田実業は当時1年生だった清宮を擁した2015年以来の16強入りを果たしていたが、この日はタイブレークの末、サヨナラ負け。試合後は大会本部を通じてコメントを発表し、「母校の出場は僕が出場した2015年以来、9年ぶり。甲子園で後輩たちの試合が見れる日をずっと楽しみにしていました。たまたま大阪で試合があって今日来られて、こんなにいい試合を見せてもらった。本当にありがとう。後輩たちに感謝です。早稲田の応援は伝統的なものなので久々に生で聞けて、すごいうれしかったです」と、母校への思いを綴り「負けてしまいましたが、最後の内野手5人の守りとか、むちゃくちゃ勝利への執念を感じました。勝ちへの執念を改めて教えてもらいました。僕も頑張ります」と、うなずいた。勝った大社についても「すごい泥臭さというか、一生懸命さというか、センターの子がエラーしちゃいましたけど、みんなでカバーし合って、すごく良いチームだなと思いました」とたたえた。

 この日は第2試合に西日本短大付のOBである日本ハム・新庄監督がデーゲームの試合前に母校の応援に訪れ、球場が騒然となる事態となっていた。

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