ヤクルト・高橋奎が広島のエース・大瀬良に投げ勝った! 高津監督も「野球は難しいということを勉強させてもらっています」「期待を裏切るのは奎二」と高津節止まらず
「ヤクルト6-3広島」(17日、神宮球場)
ヤクルトの高橋奎が、広島のエース・大瀬良に投げ勝って今季4勝目。試合後の高津監督も“高津節”が止まらず、賛辞の言葉を並べた。
2試合続けて5回持たずでKOされる背信投球を続けていた高橋奎だが、この日はひと味違った。序盤からストライク先行で攻めていき、7回4安打2失点。課題だった制球難も顔を出さず、無四球でマウンドを降りた。
試合後のヒーローインタビューで「前回と前々回と本当にふがいないピッチングで、本当に苦しかったんですけど」と苦しい胸の内を吐露した高橋奎。高津監督は「無四球?無四球だね。わかんないねぇ~。野球は難しいっていうことを勉強させてもらっています」と目尻を下げた。
また前回登板後に神宮外苑・コブシで説教したことを明かし、「多少説教をして、言葉を選びながらいろいろ話をしました。でも今日ぐらいのピッチングがやっぱりできるわけなので、こちらとしてはそういう目で見てしまうし、また次そういう目で見てしまうし、そして期待を裏切るのは奎二なのかなと思いますし」と笑顔。
「でも今日に関してはね、本人の中でも前回、前々回のあれ(乱調)があったからプレッシャーもかかってたと思うし、緊張もしたと思うし。でもその中であそこまで投げきったのはよくできたピッチングだったと思います」とたたえた。