巨人 11点大勝!広島と0差 初3番モンテス大的中!今季3度目猛打賞
「DeNA1-11巨人」(17日、横浜スタジアム)
台風一過の一戦は嵐のような攻撃から、最後は警告試合が宣告されるなど荒れた。結果的に15安打11得点の大勝は、巨人・モンテスの1安打から始まった。左に右に攻撃の起点となった3度目猛打賞、3試合連続のマルチ安打。ヘルナンデスの離脱を埋める活躍に、阿部監督も3番固定を明言した。
「今日の(打順)でなるべくは固定したいと思います」。大勝で連勝を飾った試合後、指揮官が今後のプランを固めた。それほどの収穫を得た。助っ人を初めて3番起用。初回、左前打を放つと三回だ。1死走者なしで打席に立ち、再び左前打でチャンスメークした。
1打席目のスライダーに続き、145キロの直球をミート。ここから岡本和、大城卓、坂本の4連打で2点を追加。井上も2打席連続の適時内野安打で続き、この回一挙に6点のリードを奪った。「広角に打ち分けるのが自分の打撃の特徴だからね」。五回には変則右腕・中川颯から右前打を放ち、岡本和がダメ押しの18号2ランでつないだ。
「3番はうれしい。他の打順でもチームに貢献する打撃を、心がけていきたいなと思いますね」
ヘルナンデスが左手首の骨折で離脱。助っ人は翌12日の阪神戦前、阿部監督に外野で出場を直訴した。マイナー時代、右翼で1イニングの出場しかない中で、立岡のグラブを借り連日活躍が続く。離脱後の4試合は13打数8安打、打率・615で3勝1敗と十分に穴を埋める活躍。3番・モンテスが逆転Vの救世主だ。