オリックス・宮城 トンネル抜けた!7回0封復活星 6・27以来の今季4勝目「投手としてうれしい」
「オリックス3-0日本ハム」(17日、京セラドーム大阪)
ようやく長いトンネルを抜けた。宮城は7回を3安打に封じて三塁も踏ませず、今季4勝目を挙げた。6月27日以来の白星に「勝ちが付けば、すごく投手としてうれしい」と率直だった。
勝てない期間を「テンポが良すぎた部分もあれば、悪かった部分もある」と反省し、一本調子にならないよう心がけた。150キロを超える速球、切れ味鋭い変化球をホームベースの横幅をいっぱいに散らして攻める本来の投球を取り戻した。
「点が入れば流れも変わるし、その試合が決まる点というのがある」と、得点を許さないことを強く意識する。昨年まで3年連続2桁勝利の柱が精彩を欠き、チームも低迷。「この1試合だけじゃなく、何試合も続けられるように調整したい」と終盤戦での巻き返しを期した。