西日本短大付・西村監督 応援駆けつけた新庄監督に感謝 8強入りならずも「後輩も私も含め、頑張った姿を見せられた」

 「全国高校野球選手権・3回戦、京都国際4-0西日本短大付」(17日、甲子園球場)

 8強入りこそ逃したが、ここまで勝ち上がったからこそ、偉大な先輩の前で戦えた。西日本短大付(福岡)の西村慎太郎監督(52)は「忙しい中来てくれた新庄には感謝しかない」と観戦に訪れた同級生の日本ハム・新庄監督に感謝した。

 「試合前に選手がニコニコしながら上を指さして『新庄監督来てる』と。私は気づかなかったが」と選手の表情が和らいだという。打線は14奪三振を喫して完封負けも、16安打を浴びながら4失点と粘りを見せた。主将の高峰駿輝内野手(3年)は「上を見て見つけた。みんなテンションが上がって、勝つ姿を見せようと話をした。全力でやれている姿は見せられたと思う」と胸を張った。

 新庄監督からは木製バットの差し入れなどがあった。高校時代のチームメートだった西村監督は「後輩も私も含め、頑張った姿を見せられた。50歳を過ぎてこんな最高な時間はない」と目頭を熱くした。

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