落合博満氏 プロ野球の死球で帽子を取って謝罪に持論展開 現役時代は「当てられた方が悪い」「頭に来るもんだという認識で」
元中日監督の落合博満氏が18日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。プロ野球において死球で帽子を取って謝罪することに持論を展開した。
12日のロッテ戦で、八回に、坂本が森の右肩付近に死球を当て、両軍の選手、首脳陣が入り乱れ、一触即発となった。吉井監督が激怒する森の肩を抱きながら謝罪し、事態を収束させた。
その際の映像が用いられ「本人は謝ったつもりなんだろうけど、相手に伝わってなかったんだと思います」と解説。その上で「帽子なんかとってるようなことはありませんよ。謝ることはなかったです。当てられた方が悪い」と持論を語った。
「我々の時代はね、頭に来るもんだという認識で打席に立ってたんで。4番を打っている以上は狙われるっていう暗黙のルールがあった」と述懐。頭への投球は「だいたいわかる。目線がこのへん(頭付近)にきますから」と明かして共演者を驚かせ、「ピッチャーは狙おうと思ったら確実に当てますよ。コントロールのいいピッチャーほど」と説明していた。