東海大相模 元巨人の原俊介監督自ら実演指導「左ピッチャーに立つ機会が多かったので彼らよりコツは得ている」

 打撃練習中の中村龍之介(手前)を指導する東海大相模・原俊介監督(撮影・伊藤笙子)
 ブルペンで調整した東海大相模・藤田琉生(撮影・伊藤笙子)
 準々決勝に向け、ブルペンで調整した東海大相模・藤田琉生(撮影・伊藤笙子)
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 第106回全国高校野球選手権で8強に進出した東海大相模(神奈川)は休養日となった18日、西宮市内のグラウンドで練習を行った。19日の準々決勝では第1試合で関東第一(東東京)と激突する。

 アップ、キャッチボール、ノック、打撃練習で汗を流したナイン。打撃練習では元巨人の原俊介監督が実演指導した。左投手の打席に入って実際にボールを打ち返し、選手たちはネット裏から観察。指揮官は「左ピッチャーに対して、打つのがなかなか難しいので。左ピッチャーに僕は立つ機会が多かったので、彼らよりコツは得ているので、後ろから見させて当たっている場所とかどんな感じで(バットが)ボールに入っているか、実際に後ろから見てイメージですよね。それをちょっと見本を見せました」と自身がプロで得た経験を伝授した。

 エースで今秋ドラフト候補の198センチ左腕・藤田琉生投手(3年)はブルペン入り。捕手を座らせて約20球を投げ込み、「自分の中で指にかかったボールが多かった」と感覚を確認した。

 ここまで2戦とも先発しており、暑さもあって疲労もたまる頃だが、「全くない状況で、昨日もう完全に取り切れた」と空き日だった17日にみっちり1時間のストレッチで回復。準々決勝に向けては「(試合時間が)朝8時からなのでしっかり立ち上がりを意識して守備から流れを作っていきたい」と力を込めた。

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