ソフトバンク、12球団最速70勝 松本晴が5回0封でうれしいプロ初勝利 Vマジック「23」に 

 プロ初勝利を挙げ、小久保監督(左)に祝福される松本晴
 プロ初勝利を挙げた松本晴と握手する王球団会長(右)
 プロ初勝利を挙げ、ウイニングボールを受け取る松本晴(左)
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 「ソフトバンク2-1ロッテ」(18日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクは松本晴投手が今季1軍初登板初先発で5回2安打無失点と好投。バトンを受けたリリーフ4投手は何度もピンチを背負いながらも逃げ切りに成功して、松本晴は嬉しいプロ初勝利を飾った。

 ソフトバンクは12球団最速で70勝に到達。また、この日は日本ハムが敗れたため、ソフトバンクの優勝マジックは23となった。

 松本晴は亜大から入団して2年目の左腕。今季は春先に右ハムストリングを痛めてシーズン序盤は約3か月のリハビリ生活を余儀なくされた。しかし、その期間で自身を見つめなおし、メジャーリーガーを意識したトレーニング法などを導入。復帰後には自身初めて150キロ台の直球を投げ込むなど成長を見せていた。

 「けがしていた期間に全部を変えました。でも一番はマインドの部分だったと思います。技術や体力の強化もやったけど、心の部分が大きい。一番成長した。今日も緊張はしたけど、自分のやってきたことを出すだけだと思った。冷静に投げられた」

 小久保監督は「次も当然チャンスはあります」と明言。Vロードを突っ走るチームに若き力が加わってきた。

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