巨人が延長十一回サヨナラ負け 八回に追いつく執念を見せるも及ばず 連勝が2で止まり、首位・広島とは1ゲーム差に

 10回、代打・長野は見逃し三振に倒れる(撮影・佐々木彰尚)
 8回、坂本の左翼線打で一塁走者・吉川は本塁へ(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA2-1巨人」(18日、横浜スタジアム)

 巨人がサヨナラ負け。1-1の延長十一回、平内がオースティンに左中間へサヨナラ本塁打を浴びた。

 打線は終盤に攻撃陣が執念を見せた。0-1の八回2死一塁。坂本が、山崎からしぶとく左線に運んだ。同点の適時二塁打となり、ベテランは二塁上で笑みを浮かべて充実感を漂わせた。

 ただ打線は相手先発・ケイに苦しめられた。序盤から打ちあぐね、スコアボードに0を並べた。四回は左腕が3四死球と乱調で1死満塁の好機を迎えたが浅野、続く小林がいずれも凡退して得点を奪えず。相手が見せた隙につけ込みたかったが、うまくいかず流れを呼び込めなかった。結局、打線はケイを相手に6回を3安打無得点に封じ込められてしまった。

 先発した菅野は立ち上がりから黙々と右腕を振り、相手を封じ込めていった。直球が走り、変化球もさえ、制球力も抜群だった。5回まで無失点。0-0の六回先頭・梶原に右翼スタンドにソロを運ばれて先制点を献上した。菅野は6回を4安打1失点で降板。大黒柱は1球に泣いた形だが、味方が終盤に同点に追いつき、自身の黒星を消した。

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