三重県から東海大相模の女子マネに 岡村日和さんは笑顔で甲子園を去る「最後までマネジャーとしてかっこいい姿を」

 「全国高校野球選手権・準々決勝、関東第一2-1東海大相模」(19日、甲子園球場)

 東海大相模は関東第一に競り負け、優勝した2015年以来の4強進出はならなかった。

 記録員としてベンチ入りした岡村日和マネジャーはアルプス席にあいさつした際は目元をぬぐったが、ベンチ裏では笑顔で関係者にあいさつした。「最後までかっこよくて諦めない姿がみんならしくてそれを近くで見られて幸せです」と語り、選手に対して「最高の景色をいっぱい見せてくれたのでありがとうございました」と感謝した。

 三重県出身。21年のセンバツで優勝した東海大相模のユニホームに憧れて、入学を決めた。その強い思いも買われ、同校では女子マネジャーとして初めてベンチ入り。3年間を振り返り「終わってみたらあっという間で楽しかったです。最後までマネジャーとしてかっこいい姿を見せられるように頑張りました。ここまで連れてきてくれて幸せ者。相模に来てみんなで野球できて良かったです」とうなずいた。

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