大社の大応援に飲み込まれそうな神村学園 2年生の伝令役が先輩エースの背中をボンボンたたく 選手笑う
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「全国高校野球選手権・準々決勝、大社-神村学園」(19日、甲子園球場)
快進撃を続ける大社は大応援団がアルプス席を埋め、選手を後押しした。
完全アウェーとなった神村学園は初回、今村拓未投手(3年)が先頭に四球を与え、1死三塁から遊ゴロの間に先制点を献上。さらに2死から二塁打を打たれると、小田監督は伝令を送った。
警戒していた相手の勢い、大応援に初回から飲み込まれそうな展開。伝令役の背番号19・小山琳太選手(2年)は監督の指示を伝えた後、1学年上の先輩、今村の背中を4度、5度ボンボンとたたいた。相手の大応援に負けないようエースを鼓舞すると、内野陣からも笑みがこぼれた。
今村は2死二塁のピンチをしのぎ、最少失点で切り抜けた。