ヤクルト完敗 吉村は2カ月勝てず7敗目 打線は才木に手も足も出ず

 1回、制球が定まらずマウンドで厳しい表情の吉村(撮影・山口登)
 4回、見逃し三振に倒れベンチへ戻る村上。右は高津監督(撮影・飯室逸平)
 7回、村上(右)が三振に倒れ、ベンチの高津監督は厳しい表情を見せる(撮影・山口登)
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 「阪神8-3ヤクルト」(20日、京セラドーム大阪)

 高津ヤクルトが、阪神・才木の前に手も足も出ず完敗。先発した吉村は6月21日から2カ月間勝ち星に恵まれておらず、7敗目(5勝)となった。

 好投手・才木の前に、ヤクルト打線は見せ場さえ作れなかった。7回まで快投を許し、得点圏に走者を進めたのはまず四回。2本の安打で2死一、二塁を作ったが、続く宮本が空振り三振に倒れて無得点だった。さらに七回。2死から2四球で一、二塁を作ったが、岩田が左飛に倒れた。

 先発の吉村は初回こそ制球に苦しんで3失点したものの、二回以降は無四球無失点と修正。踏ん張りながら援護を待ったが、7回途中7安打4失点で力尽きた。

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