巨人が首位攻防初戦でまさかの大敗 山崎伊が今季ワースト7失点KO 広島と2差に広がる

 4回、小園に押し出し四球を与え厳しい表情の山崎伊撮影・金田祐二)
 4回、5点を奪われ厳しい表情の阿部監督(撮影・金田祐二)
 厳しい表情で選手交代を告げる阿部監督(撮影・金田祐二)
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 「巨人3-8広島」(20日、東京ドーム)

 巨人が首位攻防戦の第1ラウンドで、広島に大敗を喫した。先発の山崎伊が今季最短の4回、ワースト7失点KOで5敗目(8勝)。4番・末包に5打点を許すなど、悔やまれる一敗となった。

 試合は初回、先頭の秋山に左前打を浴びると、野間に四球。続く小園の送りバントは阻止したが、末包に左翼線を破る2点適時二塁打を浴びた。それでも続く二回、4番・岡本和が左翼スタンドに19号ソロ。7年連続の20号に王手をかけ、すぐ1点差まで迫った。 山崎伊は二回、三回と得点圏に走者を背負いながら粘ったが、1点差で迎えた四回だった。矢野、会沢に連打を浴びると、森下にもバスターで遊撃内野安打を許し、無死満塁を背負った。それでも秋山、野間をフォークで連続の空振り三振に斬ったが、続く小園に粘られ、フルカウントから押し出しの四球で1点を失った。

 さらに再び末包に三塁線を破られ、走者一掃の適時二塁打で一挙5失点。山崎伊もマウンドで呆然とした表情を浮かべた。続く攻撃で代打を送られ、降板後は「大事な一戦で先発としての役割を果たせなかったのはすごく悔しいです」と唇をかみながら、「今日の反省を生かして次につなげたいと思います」と前を向いた。

 試合は一方的な展開になったが、四回には2死一塁から浅野がプロ初の三塁打。マルチ安打で意地を見せた。これで首位・広島とは2ゲーム差。21日の第2戦はグリフィンが先発する。広島は床田。

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