日本ハム・新庄監督 1番・水谷が初回先頭打者弾!2位死守 「“パイナップル打法”」で苦手・小島を攻略

 1回、水谷(左)を迎える新庄監督
 先頭打者弾を放つ水谷(撮影・開出牧)
2枚

 「ロッテ3-5日本ハム」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 チームを乗せる、これ以上ない大きな一発だった。1番に入った日本ハム・水谷が、初回にバックスクリーンに先頭打者本塁打をたたき込む。「まずは勢いを付けたかった」。主導権を握ったまま、快勝。連敗を3で止め、2位の座死守に導いた。

 「最高の形で、前回のイメージを払拭できたのは良かったかなと思います」。小島には13日に8回3安打無得点に抑えられたばかり。1週間を経て、水谷の一発が導火線となり、5回9安打5得点でKOに追い込んだ。

 水谷自身、小島との対戦成績は10打数無安打だった。試合前には鎌ケ谷の2軍施設を訪れ、佐藤友亮2軍打撃コーチの指導を受けた。「『こういうのやってみたら』っていう引き出しを頂いたので。早速最高の結果が出た。友亮さんのお陰です」と効果てきめんのアドバイスを喜んだ。

 新庄監督は「小島君には前もその前も抑えられていたんで。そこを水谷君が“パイナップル打法”で」と喜んだ。1番起用については「勢いつきません?ツーベース打ってくれるイメージ」と期待する。さらに「(2番の)松本君がいい仕事する、作戦がしやすい。3番の郡司君が打って5番(レイエス)が返す」と「4番・清宮」をスルーしつつ、この日の打順への手応えを口にした。

 「2位を争ってるロッテさんに勝って勢いを付けられた」と新庄監督はこの1勝の重みを語る。一番の役割を果たして「僕は小技ができるわけでも、足でかき回せるわけでもない。バットでチームに勢いを持ってくることしかできないので」と水谷は言う。その勢いが、大きな1勝を呼び込んだ。

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