DeNA・牧 “漢”を見せて連勝!新人から4年連続100安打達成「何としても点が欲しかった」

 「DeNA4-2中日」(20日、横浜スタジアム)

 主将の先制打が、初回から流れを呼び込んだ。一回2死一、二塁。DeNA・牧が先制の適時左前打。これで新人イヤーから4年連続でシーズン100安打をマーク。球団では近藤和彦(58年から12年連続)、桑田武(59年から9年連続)に次いで3人目の快挙となった。

 「甘い球はないと思っていたので、1球で仕留められたのは良かったです」。試合前まで防御率0・68を誇った好投手の高橋宏から、貫禄の1打。ロースコアの展開が予想されただけに、1番・梶原が投安打で出塁すると、続く桑原が送りバントで好機を広げた。「何としても点が欲しかった」と主将が無心で食らいついた。

 この日は、格闘家・角田信朗を応援総長に招き、「横濱漢祭(おとこまつり)」と題し開催。「漢とは、アツくて情熱があって人望のある人のこと」と思いをはせた牧が、チームの連勝をたぐり寄せた。

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