ロッテ・小島が大乱調 5失点KOに吉井監督「変化球をうまく低めに集められなかった」 「打線の組み方がヘタでした」

 6回、投手交代を告げた吉井監督(撮影・開出牧)
 メンバー表交換後にハイタッチを交わす吉井監督(左)と新庄監督
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 「ロッテ3-5日本ハム」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 痛恨の1敗だった。2位を争う日本ハムとの直接対決第1ラウンドの先発を託したロッテ・小島が乱調だ。5回を投げて9安打を浴び、5失点でKOされた。

 13日の対戦では同じ相手を8回無失点に抑えた左腕だが、この日は安定感を欠いた。変化球の制球を乱し、高めに浮いたところを痛打された。先頭打者弾を許し、三回に3失点。五回に5点目を与えると、ベンチの我慢も限界に達した。吉井監督は「変化球をうまく低めに集められなかった」と課題を口にした。左腕は「話せることは何もありません」と悔しそうに語り、肩を落とした。

 打線はあと一本が出ず、「並べているのは私。打線の組み方がヘタでした」と語った指揮官。2位浮上はならなかったが、仕切り直して第2戦に臨む。

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