関東第一が夏初めての決勝進出 1987年春以来37年ぶり 六回まで無安打も七回初安打から一気逆転 最後は中堅・飛田の好バックホームで決着

 「全国高校野球選手権・準決勝、関東第一2-1神村学園」(21日、甲子園球場)

 関東第一が1987年春以来、夏は初めての決勝進出を決めた。

 神村学園の先発・今村の前に六回までノーヒットに抑えられていたが、0-1で迎えた七回に5番越後がチーム初ヒットとなる中前打で出塁すると、1死二塁から7番熊谷がライトへの同点適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。さらに1死三塁から8番市川の強烈な二塁へのゴロを、神村学園の二塁手・増田が後逸。関東第一が逆転に成功した。

 投手陣は先発の大後が5回4安打1失点にまとめると、2番手坂井が4回を無失点で締めた。

 九回の守備では、2死一、二塁のピンチを招き、代打・玉城に中前打を打たれたが、中堅・飛田が好返球で本塁で刺して、勝利を決めた。

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