ヤクルト 先発陣の崩壊止まらずリーグ最速60敗 借金ワーストタイの「15」3戦連続で初回3失点の悪夢

 6回、佐藤輝(8)の2ランをベンチから見つめる高津監督(撮影・飯室逸平)
 2回、ピンチでサイスニード(中央)のもとに集まるヤクルトナイン
 1回、阪神の猛攻にベンチで厳しい表情の高津監督(撮影・飯室逸平)
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 「阪神10-4ヤクルト」(21日、京セラドーム大阪)

 高津ヤクルトが投手陣の崩壊で3連敗。リーグ最速での60敗到達となり、借金は今季ワーストタイの15となった。

 連敗中に見た悲劇がまたしても繰り返された。先発・サイスニードが初回の立ち上がりに3失点。18日の石川、20日の吉村に続き、3試合連続で「初回3失点」という負の連鎖が続き、野手陣はまたしても追いかける展開となった。

 さらに二回にも相手先発・西勇に適時二塁打を許すなど3失点。その後2イニングは無失点で踏ん張ったが、2回までに5本の長打を浴びるなどして4回11安打6失点で降板した。

 さらに2番手・星も味方が援護した直後に失点を繰り返す始末。今季3度目の2桁失点となった。

 先発陣の崩壊が止まらない。現在は小川や石川らが2軍再調整中で、奥川もコンディション不良で離脱中。なかなかそろわない先発投手陣の中で高津監督も必死にやりくりを行うが…。22日に先発予定のヤフーレに、連敗を止める快投を託すしかない。

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