ヤクルトが連敗ストップ 初回無失点に高津監督「ヘッドと投手コーチとグータッチしたよ」と笑顔

 ナインを出迎える高津監督(22)=撮影・飯室逸平
 9回、オスナの2点適時二塁打で生還した山田(1)を迎える高津監督(撮影・中田匡峻)
 7回表の攻撃を終え、選手交代を告げる高津監督(左)=撮影・中田匡峻
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 「阪神2-5ヤクルト」(22日、京セラドーム大阪)

 ヤクルトが競り勝ち、連敗を「3」でストップ。八回に同点とされたが、九回に山田が決勝打を放った。

 負ければ自力CS消滅の可能性があった一戦で、均衡した試合で競り勝った。試合後の高津監督は野手陣をねぎらいながらも、先発・ヤフーレの粘投を評価。6回2/3を6安打1失点でしのぎ、「球自体も力あったし、変化球でもしっかりストライク空振りが取れていたので、彼らしいピッチングだった」と目尻を下げた。

 また3試合続いた「初回3失点」の呪縛。21日の敗戦後も「今日こそ初回だけはと思いながら見ていたんですけどね」と話すほどだったが、この日はヤフーレが無失点の立ち上がり。これには高津監督も「ヘッドとピッチングコーチとグータッチしたよ」と笑い、「そのぐらいね、胸のどっかにつっかえたものがあったので、こうやって競り合いを、そういう競り合いのゲームになったんだと思うし、良く投げたと思います」とたたえた。

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