ヤクルト・山田 土壇場九回代打でV撃「しっかり捉えられた」 自力CS消滅防いだ

 「阪神2-5ヤクルト」(22日、京セラドーム大阪)

 前進守備の中堅の頭上を悠々と越えていった。代打で登場したヤクルト・山田が殊勲打を放ち、二塁上で右拳を突き上げる。「しっかり捉えられた。とにかくうれしい気持ちでいっぱいでした」。自身の不調と重なり合うように苦しむチームを鼓舞する一打で連敗ストップだ。

 八回に追いつかれ、迎えた九回だった。ベンチスタートだった山田の名前が呼ばれたのは、2死二塁の場面。「球種、得点圏の割合は頭に入れて。あまり考えすぎても、頭がごちゃごちゃになってしまうので」と今季初対決の阪神・桐敷へ早めに仕掛けていった。

 値千金の適時二塁打に、高津監督も「次の打者もムネ(村上)。あそこしかないと思って出しました」と最敬礼。負ければ自力CS消滅の可能性もあった試合をしのいで、山田は「負けていい試合なんてない」と表情を引き締めた。

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