オリックス、今季7度目のサヨナラ勝ち 杉本が九回に豪快V弾 3年ぶり2度目のサヨナラ打 連敗を3で止める

 「オリックス1-0ロッテ」(23日、京セラドーム大阪)

 オリックスは杉本の一発で今季7度目のサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。

 0-0で迎えた九回。ロッテの3番手・益田に簡単に2死を取られたものの、4番・杉本がフルカウントから外角速球を中堅右への豪快な8号アーチで劇的な勝利を収めた。2021年4月22日の西武戦以来、3年ぶり2度目のサヨナラ打となった。

 前カードの西武3連戦では30イニングで1得点と極度の貧打に苦しんだ打線。この日も15年のサイ・ヤング賞左腕の相手先発・カイケルに苦戦した。

 四回に無死一、二塁と先制のチャンスが到来した。ただ、杉本が右飛、セデーニョが中飛、西川が左飛と二者残塁という形に終わってしまった。

 それでも投手陣が踏ん張った。先発のカスティーヨは7月20日・楽天戦以来、約1カ月ぶりの1軍マウンドだった、5回2安打無失点。五回は2死二、三塁までピンチを広げてしまったが、最後は藤原を空振り三振に仕留め、ガッツポーズを見せた。

 その後も鈴木、吉田、山田、マチャドとつなぎ、ロッテ打線を封じ込んだ。

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