ファウル直撃で審判悶絶のアクシデント 日本ハム伏見、投手の池田まで駆け寄る 新庄監督は試合後に直接声かける

 8回、甲斐のファウルボールが肩に直撃した球審(右)=撮影・中島達哉
 8回、甲斐(右)のファウルボールが直撃し、うずくまる球審(中央)=撮影・中島達哉
 8回、甲斐(右)のファウルボールが直撃し、苦悶(くもん)の表情を浮かべる球審(中央)=撮影・中島達哉
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 「日本ハム5-6ソフトバンク」(23日、エスコンフィールド)

 ソフトバンクの八回の攻撃で、土山球審にファウルが直撃するアクシデントがあった。

 場面は八回1死。打者・甲斐のファウルが土山球審の右鎖骨付近を直撃した。崩れ落ちるように膝をつき、悶絶。すぐに日本ハムの捕手、伏見がベンチのトレーナーを呼ぶと、打者の甲斐も歩み寄り、マウンドの池田まで駆け足で近づき、土山球審を心配した。

 トレーナーが患部を確認し、コールドスプレーをかけて処置。伏見はマスクを拾って手渡し、ファンは大きな拍手を送り土山球審を励ました。

 土山球審は痛みに顔をゆがめながら立ち上がり、数分の中断を経て再開。試合後、新庄監督はすれ違った土山球審に「大丈夫ですか?レントゲンレントゲン」と促すと、土山球審は「アイシングします」と答えていた。

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