巨人・阿部監督 投打で殊勲の菅野・坂本を称賛「我慢して良く頑張った」「本当に大きなホームラン」

 中日に勝利し、坂本(右)らナインとタッチを交わす阿部監督
 8回表、菅野(右)に交代を告げた阿部監督
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 「巨人2-0中日」(25日、東京ドーム)

 巨人が接戦を制し3カードぶりに勝ち越した。投げては先発の菅野が粘りの投球で7回1/3を5安打無失点でハーラートップ独走の12勝目をマーク。打線は七回にそれまで無安打投球をみせていた中日・大野を攻略。坂本の5号2ランで先制し、これが決勝打となった。

 試合後、阿部監督はベテラン2人を称賛。「(坂本は)本当に大きなホームランでしたね。もう、(菅野)智之もそうですし、(中日の)大野くんもほんと投手戦という感じだったので。智之もヒット打たれたが、我慢して良く頑張った」とたたえた。

 坂本の一発については「どっちかの一発で決まるんだろうなと思ってみていた。開き直って1、2の3でいったからね。そういうのができるからこそ、ああいう場面で打てるんだろうし、割り切って大ヤマ張っていったんだろうから」と、振り返った。

 試合前にはこの日、セレモニアルピッチに登場したパリ五輪体操金メダリストの岡慎之助、杉野正尭と交流。「どうやって止まっているかって聞いたんだけど、独特な表現をされていた。『関節を筋肉で固めてはめます』と。僕らには全くわからない感覚だった」と、楽しげに語った。

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