DeNA・山本が4安打「いいバッティングができた」打率・299で一気にリーグ2位
「ヤクルト4-10DeNA」(25日、神宮球場)
負けられない戦いで、DeNAの頼れる女房が攻守でけん引している。山本祐大捕手が4安打をマーク。打率を・299とし、一気にリーグ2位に躍り出た。
「いいバッティングができたと思うし、チャンスで初球で、1球で仕留められたので、いいスイングができたんじゃないかと思う」。山本は、五回の猛攻を支えた適時二塁打を振り返った。打率は一時3割に到達。最終打席の凡退で1厘数字を落とし「持ってないですね」と苦笑いしたが、球界に貴重な「打てる捕手」として存在感を表している。三浦監督は「マークが厳しくなっている中でも、配球を読みながらうまくやってくれている」と目を細めた。
27日からは3・5差で追う3位阪神との直接対決が待ち受ける。三浦監督が「負けられない。1戦1戦やっていく」と話せば、山本も「本当に大事な3連戦。内容より勝ちきることが大事」とボルテージ高く意気込んだ。