井端監督率いる侍U15代表が初優勝 WBSCU15W杯

 コロンビアで開催されている「第6回WBSC U-15ワールドカップ」に出場している井端弘和監督(49)率いる侍ジャパンU15代表は25日(日本時間26日)、プエルトリコとの決勝に7-6で競り勝ち、初優勝を飾った。

 3-4の三回、同点に追いついてなお1死三塁から丹羽裕聖内野手(2年・愛知尾州ボーイズ)の右前適時打で勝ち越し。四回はオープニングラウンドから大活躍の中島斉志選手(3年・飯塚ボーイズ)が2点適時三塁打で突き放した。

 今大会で再三厳しい場面をくぐり抜けてきた戸倉光揮投手(3年・狭山西武ボーイズ)がリードを守り抜いた。三回途中から登板。五、六回に1点ずつ奪われ、1点差で迎えた最終七回は1死一、二塁のピンチを背負ったが、逃げ切った。戸倉は今大会2勝1セーブの活躍だった。

 出国前に「このメンバーで世界一を取れるという自信がある。一致団結して戦うことができたら、間違いなくその目標は達成することができる」と語っていた井端監督。見事に世界の頂点に立った。

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