神宮大好き巨人が3連勝で貯金12 首位カープと0差肉薄 敵地で今季7勝1敗、2打点の4番・岡本和は打率・483

 5回、岡本和は左中間に21号ソロを放つ(撮影・佐藤厚)
 4回、代打・宮本を空振り三振に仕留め、雄たけびを上げる山崎伊
 1回、岡本和は左翼に適時二塁打を放ち、ガッツポーズ(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト2-5巨人」(27日、神宮球場)

 巨人がヤクルトとのカード初戦を制し、3連勝で貯金は今季最多タイの12。先発の山崎伊が5回2失点の粘投で9勝目を手にした。モンテスが先制V打。4番・岡本和が21号ソロを含む、2安打2打点で勝利に貢献した。これで今季、敵地・神宮球場は7勝1敗、4番は打率・483と好相性を誇っている。

 試合は初回、1死から浅野が左腕に死球を受けて出塁。ヤクルトの先発・吉村は同様からか、続くモンテスにストライクが入らず、甘くなった直球を左中間に運んだ。フェンス直撃の適時二塁打で先制。左翼スタンドの合唱が鳴りやまない中、続いて打席に立った岡本和は2球目を狙った。カーブをすくい上げた打球が左翼線で弾む。吉川も中前適時で続き、この回一気に3点を先制した。 四回に丸の中前適時打で追加点を奪うと、さらに五回。岡本和が原樹理の148キロを豪快に左翼スタンドまで運んだ。5試合ぶりの21号。効果的に得点を重ね、「出塁することを心掛けて打席に入りました。高めの球でしたがしっかりとらえる事ができました。いい追加点になって良かったです」と振り返った。

 一方、先発の山崎伊も打線の援護を受け、粘りの投球。五回、3本の安打で2点を失ったが、リードを守って9勝目(5敗)。「初回から野手の皆さんに点をとってもらい感謝しています。援護点をもらいましたが、0-0の気持ちで投げました。次の登板に向けてしっかり調整していきたいです」と感謝の1勝になった。

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