3連勝の巨人・阿部監督 首位カープに0差肉薄も苦言でチーム引き締め「反省してほしい」
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「ヤクルト2-5巨人」(27日、神宮球場)
巨人がヤクルトとのカード初戦を制し、3連勝で貯金は今季最多タイの12。先発の山崎伊が5回2失点の粘投で9勝目を手にした。モンテスが先制V打。4番・岡本和が21号ソロを含む、2安打2打点で勝利に貢献した。
首位カープが敗れ、0差に肉薄。それでも阿部監督は一喜一憂することなく、冷静に試合を見つめた。六回以降に追加点が奪えず、「形は作れたけど、終盤の七八九でちゃんと送るところだったりそういうのができなかった。勝ったからいいものの、そういうのは反省してほしい」と振り返った。
先発の山崎伊は5回8安打2失点で降板。試合中には隣に座らせ、身ぶり手ぶりをまじえて指導する様子もあった。この場面については「配球のこと」と詳細は明かさなかったが、先を見据えてチームを引き締めた。