ヤクルトがまたも初回に3失点 高津監督は「腕がちぎれるぐらい全力で0に抑えにいってほしかった」と嘆き止まらず

 7回表を前に選手交代を告げる高津監督
 1回、3失点しベンチに戻る吉村
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 「ヤクルト2-5巨人」(27日、神宮球場)

 ヤクルトが本拠地での巨人戦で今季7敗目(1勝)。先発・吉村がまたも初回に3失点し、高津監督も肩を落とした。

 先発・吉村が初回に3失点の立ち上がり。またしても課題が露呈する形になり、これには高津監督も「野球は二回から始まるんじゃなくて初回から始まるので」と肩を落とし、「表現が合っているか分からないですけど、腕がちぎれるぐらいは全力で0に抑えにいってほしかった」と嘆いた。

 吉村は前半戦で5勝を挙げるなど、欠けることなくローテーションを支えてきた。それでも後半戦に入り失速。白星は6月21日から2カ月以上遠ざかっているのが現状で、「多少疲れはあると思います。球自体はそんなにあれですけども、これだけ何回も対戦してね、休まず、ずっとここまで来てるわけなんで」とかばいつつ、「何か変えないと、このままじゃ毎回初回に3点取られて2回からスタートみたいになってしまうので。いろいろ考えることも精神的な見えない部分もね、いろいろあるのかなと思いますけどね。でもそういうとこでくじけてたらね、体もそうですけども、心も強くなっていかなきゃ」と成長の糧にすることを願った。

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