日本ハムが今季8度目の引き分け 九回に勝ち越されるもその裏にレイエスが同点二塁打 延長十二回はマルティネスが本塁憤死で終了

 「日本ハム3-3楽天」(27日、エスコンフィールド)

 日本ハムが今季8度目の引き分け。九回に適時失策で1点を勝ち越されたが、その裏に反撃。楽天の抑え・則本を攻め、1死一塁でレイエスの左中間二塁打で、代走・五十幡が一塁から生還し同点に追いついた。

 延長十二回は2死一塁で石井が右中間に二塁打を放ったが、三塁を回った一塁走者のマルティネスが本塁憤死した。

 打線は初回に1番・水谷が楽天・早川に対し、カウント3-1から真ん中高めに甘く入る121キロのカーブを見逃さずジャストミート。ボールは高い弧を描いてバックスクリーン左のスタンドに達する先頭打者本塁打とした。

 「ちょっと詰まりましたが、いい形で打つことができました」とコメントした。

 水谷は今季の6本塁打中3本が先頭打者本塁打。球団としては19年の西川(現ヤクルト)以来の快挙だ。7月17日には楽天・古謝から、8月20日はロッテ・小島から放ち、そのままチームは勝利している。いずれも日本ハムの先発は金村だった。

 水谷は四回2死二、三塁から太田の左前同点適時打の際に、二走・鈴木大を本塁で刺す好プレー。守備でも金村を援護した。

 同点とされた直後の四回には2死からレイエス、上川畑の連打で一、二塁とし、万波が左前打。レイエスが二塁から激走し、勝ち越し点となった。「モーレ(レイエスの愛称)ナイスランです!」とコメントした。

 先発の金村は六回途中6安打1失点で。六回1死一、二塁のピンチを招いたところで2番手・河野が登板。小郷を遊ゴロ併殺に仕留めて火消しした。

 金村は「前々回の登板から長いイニングを投げられず、降板が続いているので悔しい気持ちです。先頭打者を何度も出してしまい、カウントを悪くするケースが多く、球数を無駄に使ってしまいました。課題は明確なので、次回に向けて練習していきます。河野さん、本当にありがとうございます」とコメントした。

 だが、逃げ切り態勢に入った八回、池田が辰己に痛恨の同点ソロを被弾。振り出しに戻った。

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