ヤクルトが惜敗で借金17 高津監督は「しんどいなんて言ってらんない」と気丈に前を向く
「ヤクルト2-3巨人」(28日、神宮球場)
ヤクルトが3連敗で、3カード連続の負け越しとなった。
先発・サイスニードが粘りながらも6回3失点で7敗目。打線も下位打線で一時同点に追いつくなど2得点を奪ったが、あと一歩届かなかった。
試合後の高津監督は、先制2ランを被弾したサイスニードに関して「先に失点しなけりゃよかったんですけどね。追い込んでからの半速球だったので」と肩を落とした。それでも適時打を打ったシーンには「ああいうところは見習わなきゃいけない。もう全力で、できないことも一生懸命なんとかしてやろうっていう気持ちとか。ベンチでもずっと声出してますしね。すごい大事なところだと思いますね」と話した。
それでも1番・並木&2番・オスナが無安打に抑え込まれるなど、好機で中軸に回せず。「今はちょっと打線が元気ないですね」といい、「1番いいつながりと思っていろいろ試してはいるんですけどね。1、2番が出塁しなかったので、そこだけじゃないですけど、ちょっと得点に絡むことはなかったですね」と振り返った。
これで借金は17となり、再び今季ワーストを更新。高津監督は「しんどいなんて言ってらんないです。まあ全力で戦うのみだと思いますけど」と懸命に前を向いた。