日本ハム・新庄監督 負けても収穫あり 九回に守備大シャッフルの意図説明「郡司君、良くなってません?」

 9回、捕手の守備位置につく郡司(撮影・中島達哉)
 9回、捕手として無失点に抑えた郡司(左)に拍手を送る新庄監督(右)=撮影・中島達哉
 通算400ホールドを達成し、表彰を受けた宮西(左)を出迎える新庄監督(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム5-9楽天」(28日、エスコンフィールド)

 日本ハムは打撃戦の末に敗れ、連勝が2で止まった。

 先発山崎が4回5失点と崩れたが、打線は状態のいい清宮、レイエスなどの奮起で12安打5得点。負けはしたものの、先へつながる戦いとなった。

 九回には内野守備をシャッフル。石井を三塁から二塁、上川畑を二塁から遊撃、代打の郡司を捕手、奈良間を遊撃から三塁に変更した。

 新庄監督はこの意図について、「代打とか代走とかで代えるケースが出てくる。全部のポジションを守ってもらわないといけない。郡司君のキャッチャーにしても」と説明。今季から三塁に挑戦した郡司についても「郡司君(の捕手)よくなってません?返すボール、スナップスローも。投球練習の後のセカンドスローも。あれ?郡司君かな?みたいな。サードやった効果?と思いますね」とうなずいた。

 リード面でも評価。「山田コーチも郡司君のリードはいいと言っている。ちょっと田宮君は悩んでいる、壁にぶつかっている時期。間違いなくそういう時がくる。郡司くんの、キャッチャーで2番も面白いかな」と収穫ありの様子だった。

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