西武 渡辺勇太朗が打球直撃で緊急降板 投球練習で状態確認も続投できず

 「ロッテ-西武」(29日、ZOZOマリンスタジアム)

 西武・渡辺勇太朗投手が打球直撃のアクシデントに見舞われた。一度、マウンドに戻り投球練習したが、緊急降板となった。

 4点リードの六回2死二塁の場面。ソトの痛烈な打球が右足首付近を直撃した。右腕は転倒して苦悶(くもん)の表情を浮かべた。強襲安打で2死一、三塁とピンチ拡大。トレーナー、コーチらが駆けつけ、治療のためベンチへ引きあげた。その後、マウンドへ戻って来たが、投球練習で状態確認後、続投不可能と自身で判断し、降板となった。

 渡辺は好投し、六回途中までロッテ打線を無失点に抑えた。チームは開幕から対ロッテ16連敗中で、同一カードのNPB記録を更新中という屈辱を味わった。

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