台風中止の各球団バタバタ移動 阪神が決定後に新幹線帰阪 DeNAは全員到着できず30日からの中日3連戦中止に

 グラウンドにシートが敷かれる横浜スタジアム(撮影・堀内翔)
 帰阪する岡田監督(撮影・田中太一)
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 台風10号の影響で29日に開催予定だったDeNA-阪神、ヤクルト-巨人の2試合が中止になり、各球団はカード替わりとなる30日からの試合に向けて慌ただしい移動となった。阪神はDeNA戦の中止決定後、横浜スタジアムで練習することなく、各自が新幹線で帰阪した。

 一方、練習後に名古屋への移動を開始したDeNAは、午後7時前に東海道新幹線が東京~新大阪間の運転を取りやめるとした発表を受け、球団広報から「球団スタッフ、選手全員が名古屋に移動することはできませんでした」とのコメントが出され、同10時に中日側からDeNA3連戦の中止が発表された。

 巨人は中止決定後に神宮室内での練習を取りやめ、球団がなるべく早く移動するように指示。それでも運転取りやめの影響で一部選手が大阪に移動できず、東京に折り返すことになった。既に30日は名古屋~三島間の運転取りやめが発表になっており、移動できないとなれば、試合開催の判断に影響が出る可能性もありそうだ。

 長崎から仙台への移動となったオリックスは当初、中部国際空港を経由して仙台に入る予定だったが、前日28日の試合後にバスで博多へ移動。この日は福岡空港から空路で仙台に飛んだ。千葉への移動となったソフトバンクも長崎から羽田への移動を見込んでいたが、前日中に博多に戻り、この日の早朝便で移動を完了させた。

 既に30日に開催予定だった広島-ヤクルト戦の中止が発表されているが、ヤクルトの4選手が広島に到着することができなかった。台風10号は速度が遅いため、30日以降の試合開催も微妙な状況だ。

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