日本ハムが再び貯金最多タイ13に 対西武5連勝 清宮が3年連続2桁弾の2戦連発先制3ラン 加藤貴が4連勝で自己最多タイ8勝目

 3回、先制3ランを放ちナインに祝福される清宮(撮影・園田高夫)
 3回、先制の10号3ランを放ち笑顔で生還する清宮(撮影・園田高夫)
 力投する加藤貴(撮影・園田高夫)
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 「西武2-5日本ハム」(30日、ベルーナドーム)

 日本ハムが接戦を制し、対西武5連勝。貯金を再び新庄政権最多タイの13とした。

 三回、1死一、二塁から清宮が西武先発・松本の145キロの高めのつり球を右中間スタンドへ先制10号3ラン。2試合連続の本塁打で、3年連続2ケタ本塁打とした。

 「エラーはするし、初回はチャンスで凡退するし、絶対にやり返してやろうと思っていました」とコメントした。初回は1死二塁の好機に捕邪飛に倒れた。その裏には1死一塁から一ゴロを二塁悪送球。失点とはならなかったが、一、三塁とピンチを広げていただけに反省の言葉が出た。

 この日はレイエスと共に打順をひとつ上げて3番での出場。これで9試合連続安打。8月7本目の本塁打となった。

 1点差と迫られた直後の七回には1死から四球とセーフティーバント、重盗で二、三塁の好機を作り、郡司の2点二塁打で加点した。

 先発の加藤貴は安打を許しながら3つの併殺に打たせるなど粘りの投球で4連勝で自己最多タイ8勝目。六回無死一、二塁から外崎の送りバントを田宮が一塁に悪送球し1点をかえされ、さらに一、三塁から山村の併殺の間に1点を失った。6回8安打2失点、自責点は0だった。「何度も野手に助けられて、なんとか粘ることができました。本当はもう少し長いイニングを投げられたらよかったですが、後はブルペンに託して応援します」とコメントした。

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