今季15度目零敗の楽天・今江監督「一本ってところが出なかった」「打線は頑張ってくれている」

 先制を許した1回を投げ終え、ベンチに戻る藤井
 5回、追加点を許し、藤井と話す石原
 オリックス戦に先発した藤井
3枚

 「楽天0-2オリックス」(30日、楽天モバイルパーク)

 楽天は打線が二桁10安打を放つも、決め手を欠き12残塁で今季15度目の零敗。連勝が止まり、3位・ロッテとのゲーム差も3に広がった。今江敏晃監督は「チャンスでもう一本ってところが出なかった」と悔やんだが「ここまで打線は頑張ってくれている。今日は今日で相手ピッチャーもよかったし仕方ない」と語った。

 オリックス・曽谷に対し、初回、二回と立ち上がりに好機を作るも一本が出ず。六回には1死満塁とこの試合最大のチャンスを作ったが、得点とはならなかった。これで曽谷には今季5敗目。楽天モバイルパークに限ると3戦3敗となった。今江監督は「変化球も低めに集まってた。球も強いし、しっかり投げきられた」と振り返った。

 結局リリーフからもチャンスを作ったが、最後までホームは遠かった。指揮官は「点は取れなかったけどヒットは出てる」と10安打を放った一人一人の状態については悪くない見立て。「切り替えてまた明日いきたい」と力を込めた。

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