前日CS進出消滅の西武が劇的な逆転勝ち 40歳・栗山が値千金の逆転2ラン 20年連続本塁打 今井が8回1失点で7勝目

 8回、代打・栗山が逆転2ランを放つ(撮影・園田高夫)
 8回、代打逆転2ランの栗山(右)が赤田コーチに迎えられる(撮影・園田高夫)
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 「西武2-1日本ハム」(31日、ベルーナドーム)

 前日にCS進出の可能性が消滅した西武が、ベテランの一振りで逆転勝ちした。

 0-1と1点を追う八回、先頭の外崎が2番手の生田目から左翼線への二塁打を放ち、蛭間の犠打で1死三塁とした。続く古賀は遊ゴロに倒れたものの、代打で登場した40歳の大ベテラン・栗山が3番手の左腕・河野から右翼席最前列に飛びこむ起死回生の逆転2ランを放った。栗山の20年連続本塁打となる今季1号がチームの窮地を救った。

 奪三振のタイトル争いでトップに立つ先発の今井はこの日も4三振を奪うなど、六回まで2安打無失点の好投を見せた。しかし、七回、1死から連打で一、三塁のピンチを招くと、上川畑のスクイズを一塁・平沼がファンブル(記録は犠打エラー)し、1点を失った。それでも、今井は8回5安打1失点の力投で7勝目を挙げた。

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